不妊カウンセラーのasamiです🐱
前回は不妊カウンセラー認定試験の当日に焦ったことTOP3を書きました。
今回は、私も晴れて不妊カウンセラーになれたということで、私が実践した勉強方法(筆記試験)をご紹介します。
ちなみに私は11月中旬の試験に向けて、勉強を始めたのは9月中旬からです。
前職の有休消化に入ったのもあって、2ヶ月の勉強期間です。
到達目標をクリアする
基本はNPO法人日本不妊カウンセリング学会のHPに載っている「到達目標」を網羅できれば問題ありません。
しかし、見るだけで気が遠くなる量…
働きながらとか無理。
医療関係者じゃないから無理。
私も最初から諦めていました。
でも、忙しい中、頑張って養成講座を3回も受けたじゃないか!
やっと手に入れた受験資格じゃないか!
なんとか自分を奮い立たせ、勉強方法を考えました。
私は医療関係者ではないので、本当に基礎からの勉強が必要でした。
逆に言えば、基礎だけを勉強したような感じです。
参考書も教科書も何もない私が、唯一持っていた専門書は「新 不妊ケアABC」でした。
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この本は不妊ピア・カウンセラー(NPO法人Fine)の同期から勧めてもらった本です。
その同期は胚培養士をしていて、医療関係者でなくてもわかりやすい、おすすめの本を教えてくれました。
不妊や生殖の基礎を、写真や図を見ながら学べるので、私にはちょうどよかったです。
この本には不妊や生殖のことはもちろん、「不妊症ケア(カウンセリング)」や「がんと生殖医療」についても書かれているので、幅広く知ることができました。
2019年に第1版が出版されているので、比較的新しいのですが、統計データ(不妊治療している夫婦は5.5組に1組とか、ARTで誕生する子供は14人に1人とか)は最新のものをチェックすることをおすすめします。
私は「新 不妊ケアABC」で勉強して、到達目標の内容をつぶしていった感じです。
この本に載っていないことはネットで検索しました。
半日この作業をして、3週間ぐらいかかりました。
最新情報をチェックする
保険適用になったり、新しい治療法がでてきたり、日々変わっている不妊治療。
最新情報をチェックすることはとても大切です。
WHOの精液検査の基準値も2021年に変更されていたり。
でも何をチェックしたらいいのかわからない…
そんな私は2022年4月に不妊治療が保険適用になった時に「妊娠の新しい教科書」を買いました。
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この本は2022年4月に発行されていて、不妊治療の基本はもちろん、保険適用や新しい治療のこと、卵子提供や死後生殖など、不妊治療の「いま」を知ることができます。
内容を少しだけご紹介すると
「妊娠率は世界最低レベル」では医療技術の高い日本で、なぜARTでの妊娠率が世界最低レベルなのか。
「フェイスブックが卵子凍結を福利厚生に」では社会的卵子凍結についてのお考えが書かれていました。
とても興味深い内容がたくさんあります😊
この本の著者は、皇后雅子さまのご出産の主治医であり、その時の経験にも少し触れられています。
そしてシンガーソングライターの大黒摩季さんのお話もありました。
大黒摩季さんの強さや輝きは、10年以上に及ぶ不妊治療を経験したからこそなのかなと、とても励みになりました。
「妊娠の新しい教科書」での印象に残った内容については、また改めて書きたいと思います。
その他、ネットで不妊治療に関係する記事のチェックもしました✌
過去問を制する
認定試験までもう時間がない!
という方は、最強の味方、過去問です。
過去問はやっておいて絶対に損はありません。
どんな形式で出題されるかの予想もつくし、実際に試験を受けてみて
「過去問ありがとう😊」
という気持ちでいっぱいです。
過去問の内容を深堀して、理解する。
これが試験対策には、一番直結するかもしれません。
まとめ
1.到達目標をクリアする
2.最新情報をチェックする
3.過去問を制する
この3つが、2ヶ月間、私が実践した勉強法です。
次回は面接編について書きます😊
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